忘れたはずなのに、
思い出すと、胸がざわつく——
そんな“ゆるせない”記憶、あなたにもありませんか?
■ なぜ、あの出来事はいまだに引っかかるのか?
- 相手の言動に納得できなかった
- 正当な理由なく否定されたように感じた
- 傷つけられたのに、何も言い返せなかった
時間が経っても消えないその感情は、
**「本当は自分がどう扱われたかったか」**を教えてくれているのかもしれません。
■ 「ゆるせない」は、あなたの大切な価値観の証かもしれない
- 正しさを大事にしていた
- 誠実さを求めていた
- 敬意を持ちたかった
だからこそ、それが踏みにじられたと感じたとき、
“怒り”や“ざわつき”として強く残ってしまったのです。
■ ゆるさなくてもいい。ただ、その気持ちに名前をつけてみよう
- 「悔しかった」
- 「悲しかった」
- 「情けなかった」
感情に名前をつけることで、
あなたの中にある“本当の気持ち”が、少しだけ輪郭を持ちはじめます。
■ 「私はどうしたかったんだろう?」と問いかけてみる
- どんな言葉をかけてほしかった?
- どう受け止めてほしかった?
- 何を守りたかった?
ゆるせない感情の奥には、
あなたの“こうありたかった”という願いが眠っています。
■ 最後に:ゆるすためではなく、“らしさ”を取り戻すために
そして、 ゆるせなかった背景には、“癒やされなかったあの時の自分”がいるのかもしれません。
その傷をどうやって抱きしめていくか—— それは、次の章で一緒に見つめていきましょう。
無理にゆるす必要はありません。 でもその記憶を手放さない限り、 心の一部はその場に立ち止まったままかもしれません。
大切なのは、“あのときの私”の思いに気づいてあげること。 そこに、あなたの“らしさ”のかけらが眠っているのです。
コメント