「ゆるせない」と今でも思うこと|あなたの“らしさ”再発見プロジェクト vol.11

夜の静かな部屋で、椅子に座って膝を抱えながら静かに目を伏せている女性のアニメ風イラスト。心に残る「ゆるせない」記憶を見つめる姿。 あなたの意思
許せないままの感情には、まだ癒やされていない“あの時の自分”がいるのかもしれない。

忘れたはずなのに、
思い出すと、胸がざわつく——
そんな“ゆるせない”記憶、あなたにもありませんか?


■ なぜ、あの出来事はいまだに引っかかるのか?

  • 相手の言動に納得できなかった
  • 正当な理由なく否定されたように感じた
  • 傷つけられたのに、何も言い返せなかった

時間が経っても消えないその感情は、
**「本当は自分がどう扱われたかったか」**を教えてくれているのかもしれません。


■ 「ゆるせない」は、あなたの大切な価値観の証かもしれない

  • 正しさを大事にしていた
  • 誠実さを求めていた
  • 敬意を持ちたかった

だからこそ、それが踏みにじられたと感じたとき、
“怒り”や“ざわつき”として強く残ってしまったのです。


■ ゆるさなくてもいい。ただ、その気持ちに名前をつけてみよう

  • 「悔しかった」
  • 「悲しかった」
  • 「情けなかった」

感情に名前をつけることで、
あなたの中にある“本当の気持ち”が、少しだけ輪郭を持ちはじめます。


■ 「私はどうしたかったんだろう?」と問いかけてみる

  • どんな言葉をかけてほしかった?
  • どう受け止めてほしかった?
  • 何を守りたかった?

ゆるせない感情の奥には、
あなたの“こうありたかった”という願いが眠っています。


■ 最後に:ゆるすためではなく、“らしさ”を取り戻すために

そして、 ゆるせなかった背景には、“癒やされなかったあの時の自分”がいるのかもしれません。

その傷をどうやって抱きしめていくか—— それは、次の章で一緒に見つめていきましょう。

無理にゆるす必要はありません。 でもその記憶を手放さない限り、 心の一部はその場に立ち止まったままかもしれません。

大切なのは、“あのときの私”の思いに気づいてあげること。 そこに、あなたの“らしさ”のかけらが眠っているのです。

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