どんなときに“自分らしい”と感じる?|あなたの“らしさ”再発見プロジェクト vol.1

自然体で微笑む若手女性のアニメ風イラスト。忙しい日常の中で「ホッとした」瞬間に、自分らしさを感じた表情を描いている。 あなたの意思
「ホッとした瞬間」——その感覚が、あなたの“らしさ”の入り口かもしれない。

それは「得意なこと」でも「褒められたこと」でもなく、
自分の中から湧き上がる感覚に目を向けることから始まります。


■ 自分らしさは「役割」ではない

「自分らしいってどういうこと?」
と聞かれて、

  • 周囲からよく頼られること
  • 昔から得意だと感じていたこと
  • 今の仕事や立場の中で任されていること

……そんな“役割”で答えようとしてしまうこと、ありませんか?

でもそれは、

外から与えられた枠の中の自分かもしれません。

本当の「自分らしさ」は、

  • ふと没頭していた瞬間
  • 気づいたら笑顔になっていたとき
  • 疲れているはずなのに、なぜか力が湧いた場面

そんな、感情や身体が反応していた瞬間の中にあります。


■ 感じてみよう:「私らしい」ってどんな瞬間?

以下のような問いに、直感でいいので答えてみてください:

  • どんな時に「時間を忘れていた」と感じますか?
  • 人と話していて、心から楽しかった会話はどんな内容でしたか?
  • どんなことをしているとき、他人の目が気にならなくなりますか?
  • 誰かに「自然体だね」と言われたのはどんな場面でしたか?

そこには、あなたの“らしさ”のヒントが隠れています。


■ 小さな記憶を“体感ごと”思い出す

キーワードだけでなく、その時の

  • 表情
  • 身体の感覚(呼吸・姿勢・力の入り方)
  • 周囲の空気感

などもセットで思い出してみてください。

言葉にできないけど、確かに「らしかった」瞬間
それこそが、あなたの“芯”になる感覚です。


■ 「好き」よりも「心が動いた」瞬間を信じる

「好きなこと」や「得意なこと」は、
ときに思考で選ばれたものになっていることもあります。

それよりも、

心が動いた瞬間のリアルさ
を丁寧に見つけていくほうが、「らしさ」に近づきます。


■ 最後に:今日、あなたはどんな瞬間にホッとしましたか?

忙しい日常の中でも、
ほんのわずかでも「ホッとした」「うれしかった」
と感じた場面があったはずです。

その感覚に、ちゃんと気づいてあげましょう。

たとえ同じ場面でも、人によって“感じること”は違います。
それが「あなたにとって何が大切か」を教えてくれるサインです。

「自分らしさ」は、
自分の感情に寄り添うところから始まります。

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