「ちゃんと考えて選んだはずなのに、なんか違う…」
そんな違和感、ありませんか?
■ 「正しく選んだはずなのに、なぜかしんどい」
キャリアや進路、働き方を考えるとき、
「何が正解か」を探して、一生懸命情報を集めて、
“ちゃんと考えて”選んできた。
それなのに、
- どこか無理している感じがする
- 頑張ってるのに満たされない
- なんとなくしんどい
そんなふうに感じているとしたら、
それは“考え方”じゃなくて“感じ方”のズレかもしれません。
■ 「自分らしさ」を知っているつもり、になっていない?
「自分はこういう人間です」
「周りからは真面目って言われます」
「人に頼られるのが好きです」
それ、本当に自分の内側からの言葉ですか?
もしかしたら、
- 周囲から見た“評価”をそのまま信じているだけ
- 無意識に“期待される自分”を演じてきた結果
になっていないでしょうか?
“らしさ”とは、他人に貼られたラベルではなく、
自分の中から湧き出す実感のこと。
その“実感”があることで、たとえ失敗しても、
「これは自分らしい失敗だった」と思えることがある。
自分の意志で選んだ行動なら、
- そこに納得感がある
- 回復しやすく、前を向ける
- 次の一歩が生まれる
でも、
他人の期待に応えようとして失敗したとき、
人は“自分が足りない”という自己否定のループに陥りがちです。
“らしさ”を軸に持つことは、
単なる自己理解ではなく、
しなやかに生きるための回復力=レジリエンスを育てることにもつながります。
■ 自分の“感覚”に気づく力を取り戻す
現代は、正解を探すことに慣れすぎて、
「感じる」ことを置き去りにしがちです。
でも、
- どんなときに自分が心地いいと感じるのか
- どんな場面で“違うな”と違和感を抱くのか
- どんな行動が自然にできて、どんな時に力が湧くのか
こうした感覚に気づく力こそ、
自分らしさ=“will(意志)”の原点になります。
■ 感じる → 気づく → 記憶する → 選択できる
このプロジェクトでは、
- 思考だけに頼らず、
- 感覚と感情に丁寧に触れながら、
- 自分の“芯”となるらしさを再発見していくことを目的にします。
感じたことを無視せず、
言葉にして、記憶し、いつでも呼び出せるようにする。
それが、
- 周囲に振り回されない選択
- 他人の期待ではなく自分の願いに沿った行動
につながっていきます。
■ この連載で取り上げていくこと
あなたが“らしさ”を取り戻すための問いかけを、1つずつ丁寧に扱っていきます。
- どんなときに「自分らしい」と感じる?
- 逆に、どんなときに「無理してる」と感じる?
- 誰に、どんな影響を与えられると嬉しい?
- 1年後、どんな景色を見ていたい?
- 今の自分に足りないのは、経験?知識?それとも環境?
それぞれの記事で、その問いに向き合うヒントや、
自分の“感じる力”を育てるミニワークなども紹介します。
■ 最後に:今、何を感じていますか?
このページを読み終えた“今この瞬間”、
あなたの中に生まれている感覚や気持ちは、何ですか?
- 少しモヤモヤした?
- なんだかホッとした?
- 自分にもそんな力があるかも、と思えた?
その感覚こそが、あなたの“らしさ”に向かう第一歩かもしれません。
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